
城壁への門をくぐり、8ユーロを支払い、サンジョバンニ要塞への城壁1355段制覇の開始です。

最初 少し上がったところでは、まだこんな感じの目線です。




こんな石段をせっせと上がります。下りてくる人とのすれ違いが面倒です。


1/3くらいのところで、このような旧市街が見られます。

そして1/3を過ぎたあたりにコトルの聖母教会があります。ここで水を売っているのですが、私が辿り着いた時には売り切れで今取りに行っていてあと15分で来る、とのことだったので待ちました。ほんとに15分くらいで来ましたが、昨日小さな店で35セントで買った750mlの水がここでは2ユーロでした。でも背に腹は代えられないので、1本購入しました。あ~2本持って来れば良かった。

教会の中はこんな感じです。とっても小さな教会です。


だんだんと旧市街全体が見えるようになってきました。

素敵なカップルを眺めながら一休み。

振り返って見ると、こんなまさしく城跡っぽいところもあります。



今思うと、ここからの眺めが一番良かったかもしれません。ただ、逆光になってしまっているので、やはり午前中のほうが山の斜面が綺麗に見えたかも…

ここからリスク区域が増します、ってここまでも充分リスキーだった気がします。

こんなとこにもネコちゃんがいました。遅めのお昼寝の邪魔をしないように。

あっ! もしかしてもう頂上?この門の前に橋があったら、その先はもうサンジョバンニ城塞だと誰かのブログで読んでましたが。

橋がありました。間違いなくトップです。途中くじけそうになったけど、なんとか辿り着きました。

やったー、無理かと思った時もあったので嬉しかった、涙がでそうでした。でも、私よりかなり歳上のおばさんがサンダル履いてスカートで楽々と私を抜いて行く場面があったりして、やっぱり肉食系は凄いなーと思ったりしました。

やっぱり頂上からより途中のほうが景色が綺麗かも。

頂上の城塞には、ベネチアの象徴、有翼の獅子が彫られています。ここもベネチアの影響を受けた歴史があるんですね。

背後の山々の岩肌がダイナミックです。おし迫ってくるかのような感じですっごいです。

旧市街の反対側には、さっきコトルに着いた場所、バスターミナルが見えます。あの場所からここまで来たんだとヒシヒシと感じます。

15分くらいしてから、今度は下り始めました。下りは楽です。あっという間に旧市街が近くなってきます。

そしてあっという間に城壁の入口、いや出入口に到着です。3時間いや4時間かかると思っていましたが、休み休みだったけれど、2時間40分くらいでした。途中、戻ろうかどうしようか悩まなければ、もうちょっと速かったかも。でも、そこで悩むのが私なんだな。

ジェラート屋さんで自分へのご褒美を。

大好きなピスタチオ! でもあまり濃厚ではありませんでした。さっぱりピスタチオはあまりいただけませんが、達成感が大きくて満足です。

食べ終わってから、すぐ近くの北門から旧市街を出て少し歩くことに。これが北門の入口です。青いTシャツのおじさんがなかなかどいてくれないので諦めて一緒に撮ってしまいました。

北門を出るとすぐ橋があり、すっごい奇麗な川が流れています。この透明度、底がハッキリと見えます。

荒々しい岩山と澄んだ川。

旧市街を囲む壁と山々。


この山々が、国名モンテネグロ「黒い山」と云われる所以です。私はこの山々に魅了させられました。

またネコちゃんを見かけました。モンテネグロのネコちゃんは顔が細いです。

BMWが歩道に堂々と駐車しています。信じられない。邪魔です。それにしても街に迫っているかの様な山々がカッコいいです。

西門の近辺はこのように南国ムードが漂っています。こんな明るくてももう午後8時です。昼間が長すぎていいのか悪いのか。なかなか夜の景色が撮れません。

西門前にやって来ました。昔は門の前まで海だったことからシーゲートとも呼ばれています。南門や北門よりも中心的な門です。モンテネグロの国旗2つが目立っています。左側に見える建物がinfoです。日本語の案内図もありましたよ。
門の上の城壁を上がってぐるっと一回りできるかどうかは分かりませんが、人が歩いているのを何度か見かけたので上がることができるようでしたが、どこから上がるんだか分かりませんでした。ホテルのレセプションのお姉さんに聞けばよかった。infoで聞いても良かったな。

西門の入口。北門と似ています。

門の前になぜだか大砲が。観光地であまりこういった物を見たくはない私です。でも、国の悲しい歴史を知らないといけませんね。

西門を入ると、目の前がすぐに時計塔です。この時計塔もお城の一部だったそうです。それにしても午後8時18分、まだまだこんなに明るいんですね。ここかしこにモンテネグロの国旗が見えます。

こちらはピマの館。交易などで財を成した人の館がいくつか残っているうちの一つ。中には入れませんでした。

本日のお目当て聖トリプン大聖堂です。中に入れるのですが、午後8時なのでさすがに開いていません。でも、上方の時計が3時50分で止まっています。確かに8時過ぎでした。

明かりがあちこちに灯り始めました。こんなトンネルのような通路もありました。去年のエストニア・タリンを思い出します。

ネコさんが居ました。こちらは丸い顔で安心しました。ちゃんと食べてるのでしょう。

素敵な路地を歩きます。

こんな場所もあります。雰囲気満点!

これからがナイトタイム本番。涼しくなってきたし、楽しいひと時を過ごしています。





夜の路地裏散策です。夜のコトルの路地裏は静かですが、怖いといったことはありません。

ネコの街として売り出し中なので、こんなネコグッズを売る店があちこちにあります。

明日はコトル1日観光の予定で早朝に起きる必要がないので、今宵はゆっくり夜のコトルを楽しもうと思っていましたが、城壁の1355段を上がって下りて来て、またその後旧市街を少し散策したせいで疲れ、午後9時にはホテルに戻りました。窓を開けると外の冷たい空気が中に入ってきます。

正面のホテルの各部屋も窓を閉めています。

下を見るとレストランもお客さんが退けてきています。

身を乗り出すと、先ほど城壁を上りに行く前にランチを食べたレストランの端っこが見えます。

今日のランチ後は水とジェラートしか口にしていないのに、疲れたせいかあまりお腹が減らず、小さなお店で買った青リンゴと無糖ヨーグルト、昨日ティラナで買ったオレガノ味のポテチの残り、あといつものハーブティーでおしまいです。
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