
最終日の4日目はポストイナ鍾乳洞観光を諦めてリュブリャーナの街歩きと決めたので、今日はバスに乗らないので時間を気にする必要はなく、少し遅めにホテルを出て、街歩きの起点プレシェ-レン広場にやってきました。この建物はプレシェ-レン広場に面して建っていて、1階は店舗になっています。右側の丸い部分から街を見渡したい。

この建物もプレシェ-レン広場に面しています。とても目立ちます。かなり古いけど、ほとんどの観光客は写真を撮ると思われるくらい特徴のある建物です。

さっそく三本橋を渡って旧市街のほうへと歩きます。今日は朝から小雨が降ったりやんだり。でも、雨のリュブリャーナもしっとりしていて素敵です。ちょっと肌寒いですが。

橋を渡ってから、リュブリャニツァ川沿いの道ではなく一本入った道に向かいます。右手の赤い看板は スーパーMERCATOR です。私はここで買い物はせず、もっぱらホテル近くの MERCATOR を利用してました。ここも入ってみればよかった。

リュブリャーナ市庁舎です。スロヴェニアの国旗とユーロ加盟国の旗と、リュブリャーナ市の旗が掲げられています。

市庁舎の前にはロッパの泉があります。こちらはレプリカで本物は国立博物館にあるとのことですが、博物館や美術館に無縁の私は特に興味もなく、博物館へは行きませんでした。

この通りがリュブリャニツァ川沿いの通りの一本奥の通りです。この通り沿いを南方向にリュブリャーナ城のふもとの裏側あたりまで、目的の建物を探しつつ歩いて行きます。

素敵な建物を見つつ歩きます。バルコニーがある建物が多いです。

スロヴェニアを代表するお菓子
ポティツァの歴史や作り方などを教えてくれるお店のようでした。興味をそそられましたが、なんとなく入るのに勇気がいるなあ~と感じて入りませんでした。若い時だったら絶対に飛び込んでいたでしょうが、歳を取るとだんだん勇気が無くなってくるんですね。私だけかなあ。あとで後悔しましたが・・・もったいなかった。

刺繍屋さんを見つけました。店頭で何やらミシン刺繍をしている男の人が。ちょっと立って見ていたら、店内に案内されてエプロンやタオル、巾着袋、鍋つかみなどに名前など何でも刺繍をしてくれるというので、お土産にいいかも・・・

こちらが店内。そして、三人の姉用にエプロン、一人の兄用にタオル。それぞれの名前とLjubljana、Slovenija と刺繍してもらうことに。自分用には前掛けに同じように刺繍をしてもらうことにしました。とっても喜ばれました。後日お土産紹介の記事に載せます。

こちらも同じ店内。食器や布袋などがディスプレイされていました。このお店を経営しているこの男性とは、日本のことなどいろいろと話をしました。今購入しようとしている自宅物件をスマホで見せてくれたりしました。リュブリャーナ郊外の広ーい敷地に小川が流れている閑静な家ですが、なんと私が11年前に購入した中古マンションとほとんど同じ価格なのでびっくりしました。

スロヴェニアの建物は、部分的に通路になっていて路地裏に出られます。路地裏にも可愛らしいお店があったりして楽しいです。

古いけど味わいのある建物があちこちに。

市庁舎前にもあったロッバの泉に似た泉?があり、このあたりも観光客がけっこういました。

泉の前の建物のバルコニーには、何やら仏教系らしき落書きが。なんだか不思議です。


泉周辺の建物です。この下の写真の道をまっすぐ歩きます。

どの建物も、各フロアは窓が3つ。昔、窓は贅沢な物だったので税金が課せられて、3つまでは許されたのだと聞きました。それにしてもかわいい家が多すぎる。

左側の建物は、今回の旅行で候補に挙げていたホテルの一つ。小さいけれど中はゴージャスでそれなりの宿泊料でした。駅やバスターミナルからは少し遠いですが、旧市街にどっぷり浸れるのが魅力です。

雨の旧市街の街並み。ほんとにしっとりして美しいです。なんか場違いなところに来てしまったかのような気持ちにさせられます。日本とは文化が全く違うんですね。

今歩いてきた道を振り返りつつ歩きます。

こんなボロボロの家もありますが、昔は立派だったのだろうと思える入り口のドアや全体のたたずまい。中の部屋はきっときれいにしているんだと想像してしまいました。

どんどん歩いていくと、あれ!探していた建物かな?似ている、と思ってスマホで確認しましたが、ここではありませんでした。もうちょっとシンプルな家だったはずです。

途中から坂道になって、歩きづらくて下を見ながら歩いていたら突然・・・

あったー、ありました。この家を探していたんです。偶然グーグルアースで見つけたリュブリャーナ城の南側の丘のふもとにある家。旧市街を歩いてこの家まで辿りつきたかったんです。

住んでらっしゃる方に申し訳ないですが、正面からパチリ。大好物のなんと可愛い家なんでしょう! 夜、ランプと窓に明かりが灯ったら、どんなに素敵か想像するだけで温かい気持ちになってしまう私。

いつまでも見ていたかったのですが、そうもいかず元来た道をもどります。途中来る時は気が付かなかったのですが、小さなカフェの外にシャンデリアが吊るされていました。夜にはライトアップするんでしょうか。

今度はリュブリャニツァ川沿いの道を堪能するために歩いていると、こんな落書きが。リュブリャーナって落書きが結構多いんです。でも、日本と違って本格的な落書きがほとんどで、いたずらというより、公認されているんではないかなぁ、って感じます。
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