
ブレッドから戻り、ホテルに荷物を置いてちょっと一息ついてから、ブレッドではクリームケーキしか食べてなかったのでもうお腹がペコペコでさっそく予定していたスロヴェニアの郷土料理レストランへ出かけます。
でもその前に、MAXI というデパートにスロヴェニアのお土産コーナーがあると、他の方のブログで読んでいたのでちょっとだけ物色してみようと行ってみました。いわゆるデパ地下の食品売り場は、主にお菓子類のスロヴェニアコーナーがありました。
チョコレートやハチミツが多かったような気がします。ここでも店内の写真を撮り忘れました。この旅行中、驚きや感動、またはその時の行動に夢中でついつい写真を撮り忘れて間に合わないことが多く、後から飛行機の中で後悔したりしてました。今でも思い出すと、あ~あっとため息が出ます。

お腹はもうペコペコを通り過ぎていましたが、MAXI から目的のレストランまでは、およそ3分くらいのはずだったので、近くにある観光名所を見つつ歩きました。この建物は、MAXI のすぐ前にあり、スロヴェンスカ通りを挟んでズヴェズダ公園の前にある聖マリア教会の裏側の一部でした。正面は撮らずに裏側だけ撮るなんて私らしい・・・


ズヴェズダ公園です。公園といっても小さな緑の遊歩道という感じです。その隣がコングレス・スクエア。

ズヴェズダ公園に面しているコングレス・スクエアにあるリュブリャーナ大学本部。そんなに広い敷地ではなかったですがとても重厚な立派な建物です。ここで学んでいる日本人もいるらしいです。

右側の黄色い建物は、スロヴェニアフィルハーモニーの建物。大学の右斜め前あたりにあります。リュブリャーナは芸術の都でもあるんだなー。まだ明るいのでもうちょっとゆっくり街歩きをしたいところだけど、この明るさでもう夜8時を回っているんです。緯度が高いってことですね。

ホテルへ戻る道の途中にある、絶対に行きたかったスロヴェニア料理のレストラン 『ゴスティルナ・シェスティカ』 の前まで来たら、ただ今改装中。えーっと思ったら、営業はしていました。グーグルアースを見てかわいい建物だと知っていたので、外観が見られなくてとても残念。

外の入り口からレストランの入り口までのアプローチがこ~んなに長いので、なんだかドキドキしちゃいました。


広いので奥のほうの席に着こうと思いましたが、入り口付近のほうが空いていたので二人席に座りました。なんとなくスロヴェニアって感じが。天井を見上げるとこんな風になってました。

ナプキンホルダーに店名が。最初の文字はSをもじって6となっているんだと思います。その上に✓がつくと、「セ」じゃなくて「シェ」と発音するようです。

オーダーした料理を待っている間にスマホをいじっていたら、ここは無料 Wi-Fi だから利用してね、とパスワードの記入された店の感想をSNSにアップして欲しいという感じのする店の名刺をくれました。

飲み物は水にしました。ガス入りか無しかと聞かれたので、ガス無しで・・・と答えました。このパンはとっても美味しくて、そんなに多く見えませんが、結構量が多くて、スープやメインやデザートもあるので全部食べきれませんでした。後で領収書をみたら、パンは無料でした。

スープはグリーンアスパラのスープをチョイスしました。これがたっぷりでこのスープとパンだけでもお腹が満たされそうです。グリーンアスパラの食感が少し残っていて、そしてトロ~ンとしていて美味しいです。


メインはマスの香草焼き。マスはもちろん美味しいですが、それ以上に付け合せのほうれん草とポテトが絶妙な美味しさでした。



そして、そしてデザートはブレッドで食べたクリームケーキ同様にとても楽しみにしていた『プレクムルスカ・ギバニッツァ』です。
ギバニッツァというのは、色々な具材を層にして作られたもので、具材によって食事になったりスイーツになったりしますが、プレクムルスカ・ギバニッツァは、りんご・黒いポピーシード・カッテージチーズ・クルミなどのスロヴェニア北東部にあるプレクムリエ地方の農産物を使った独特のケーキです。
見た目はあまりきれいではないし、味も特別おいしいものではなかったけれど、でもなんか好きになりました。体に良い具材と素朴な味が何とも言えませんでした。これだけを食べにもう一度スロヴェニアに行ってもいいかな~、な~んて思うほど、このケーキにはまりました。レシピと材料が揃えば、日本でも作ってみたいと思います。
食事が終った頃にはもう9時半を過ぎていたので、リュブリャーナ城や旧市街などがきれいにライトアップされているんだろうな、と思いつつも、明日のピラン行きのことを考えると早めにホテルで休んだほうが良いと判断して、レストランからすぐホテルへと戻りました。でも、結局この時ライトアップされたリュブリャーナの中心街を見ておかなかったせいで、この旅行中見ずじまいでした。
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